”頭蓋骨の呼吸”が健康の秘訣!? あなたの頭は動いていますか?
実は、頭蓋骨は呼吸をするように動いています。
どんなに最先端の機械でも観察できない繊細な動き。
やさしく触れた手で感じることのできる”あたまの呼吸”があなたの健康のカギを握っています。
テレビや雑誌、病院では言われることのない、あたまの呼吸を理解することが健康への第一歩。
あなたの頭はしっかり呼吸できていますか?
目次
- ○ あたまも呼吸している!? 胎児のときに始まる「一次呼吸」
- ・組み合わさってできている頭蓋骨 実は動いているんです!
- ・呼吸するように動く頭蓋骨 ”あたまの呼吸”と呼んでいます
- ○ あたまの呼吸が脳脊髄液をつくり、循環させます
- ・あたまの呼吸が脳脊髄液を作り、循環させています
- ○ あなたの頭蓋骨はしっかり呼吸できていますか?
あたまも呼吸している!? 胎児のときに始まる「一次呼吸」
頭蓋骨はヘルメットのような1つのかたまりではなく、いくつかの骨が組み合わさってできています。その骨と骨の間はギザギザがかみ合っているような状態で、そのつなぎ目を「縫合」と言います。
実は「縫合」はわずかですが動くんです。
病院では頭蓋骨は動かないとされていますが、訓練された手で優しく触れると、ゆっくりとでも確実に動きを感じ取ることができます。
この動きがあなたの健康のカギを握っています。
そんな小さな頭蓋骨の動きが、カラダにどう影響するのでしょうか?
組み合わさってできている頭蓋骨 実は動いているんです!
頭蓋骨の構造について、もうちょっと詳しく触れていきます。
いくつもの骨が組み合わさってできている頭蓋骨、
代表的なものとして
前頭骨(おでこの骨)
頭頂骨(てっぺんの骨)
側頭骨(耳があるところの骨)
後頭骨(頭の付け根の骨)
蝶形骨(こめかみの骨) などなど・・・
骨と骨のつなぎ目を「縫合」といって、ギザギザがかみ合っているような状態になっています。
この縫合、実はわずかに動いて、それぞれの骨に特有の動きがあります。
病院では「頭蓋骨は動いていて…」なんて説明してくれません。
なぜならどんなに最先端の高価な機器を使っても、この頭蓋骨の動きは観察できないからです。
現代医学は機器で観察や測定できるものしか診ることはないので、「頭蓋骨は動かない」となります。
でも訓練された「手」でやさしく触れると、ゆっくりと力強い動きを感じることができます。
この動きがちゃんとあるどうかがとても大切なんです。
呼吸するように動く頭蓋骨 ”あたまの呼吸”と呼んでいます
それぞれが特有の動きがあるのと同時に、頭蓋骨全体としては、膨らんで・・・しぼんで・・・また膨らんで・・・といった呼吸のような動きをしています。ゆっくりと、でも確実に呼吸をしています。
ふたば整体院ではこれを「あたまの呼吸」とお伝えしています。
あたまが呼吸しているなんて聞いたこともないので、ほとんどの方が「えー!?そうなんですか?」という反応になります。
このあたまの呼吸は胎児のときにはもう始まっていて、これを「一次呼吸」といいます。
これに対して、生まれて「おぎゃー!」と泣いて始まる肺呼吸を「二次呼吸」といいます。
肺呼吸よりも先に始まっている「あたまの呼吸」。それだけでもカラダにはとても大切なのが分かりますよね。
一次呼吸は命ある限り続きます。
でも体調が悪くなると、この呼吸がとても弱くなります。呼吸の大きさ、力強さが健康のバロメーターになるんです。
脳は頭蓋骨に収まっているので、頭蓋骨の動きが悪くなると脳の機能も低下します。
頭痛やめまい、耳鳴りといった明確な症状だけでなく、
自律神経失調症、うつ病、パニック障害など
心療内科で扱われるような症状の原因にもなります。
頭蓋骨の動きと脳の機能を関連付けるのが「脳脊髄液」。
次の節では、カギとなる脳脊髄液を理解していきましょう。
あたまの呼吸が脳脊髄液をつくり、循環させます
イラストは頭蓋骨をパカッと割った図です。
頭蓋骨と脳があって、その間は「脳脊髄液」という液体で満たされています(水色の部分)。
脳脊髄液には大切な役割があります。
脳の主成分は脂質なので脳脊髄液のなかでぷかぷか浮いています。浮いているので、たんこぶができるくらい頭をぶつけても直接脳に衝撃が入らない、脳脊髄液は脳を守ってくれているんですね。これが脳脊髄液の1つ目の役割。
もう1つは「脳や脊髄に栄養を届ける」こと。
脳の奥でつくられた脳脊髄液はゆっくり循環して、脳と脊髄にアミノ酸などの必要不可欠な栄養素を届けてくています。脳内の情報伝達はアミノ酸化合物をキャッチボールするように伝えています(脳内の情報伝達に関しては別のブログでご紹介する予定です)。
アミノ酸が不足すると情報伝達ができなくなります。
集中力が続かなくなったり、気分が沈んだり、判断力が鈍ったり・・・
新鮮な脳脊髄液が循環することが脳にとってはとても大切なんです。
「脳脊髄液」についてはこちらの記事もご覧下さい
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あたまの呼吸が脳脊髄液を作り、循環させています
そんな大切な脳脊髄液にあたまの呼吸がとても大きな役割を果たしています。
頭蓋骨が呼吸をするように、膨らんで・・・しぼんで・・・また膨らんで・・・といった動きによって脳脊髄液が作られ、流れているのです。
膨らむとき=新しく脳脊髄液が作られ、
しぼむとき=頭蓋骨内や背骨へと押し流す(循環させる)
つまりあたまの呼吸によって、脳に新鮮な脳脊髄液が供給されるのです。
あたまの呼吸が弱くなると、どうなるでしょう?
新鮮な脳脊髄液が少ししか作られなくなり、その循環も悪くなります。
それでも脳は働き続けるので、栄養素も足りない淀んだ脳脊髄液のなかで頑張ります。
淀んだ脳脊髄液に浮かぶ脳・・・想像するだけでカラダに良くないのは想像できますよね。
脳をクリアにするためには新鮮な脳脊髄液に満たされているが必要不可欠!
そのためにはポンプの役割であるあたまの呼吸が力強くできていることがとても大切です。
最近なんだかだるい
あたまがもやもや、霧がかかったみたい
理由もなく気分がしずみがち
もしかすると脳脊髄液が淀んでいるのかもしれません。
あなたの頭蓋骨は大きな呼吸が出来ていますか?
あなたの頭蓋骨はしっかり呼吸できていますか?
自分の頭はちゃんと呼吸できているのかな?気になるますよね。
繊細な動きなので、残念ながら自分で確認することはとても難しいです。
神戸市長田区のふたば整体院ではどんな症状で来院されても、毎回必ず頭蓋骨の動きをチェックします。
カラダのベースとなる脳の環境を整えることが、「治せるカラダ」には必須と考えているからです。
個々の頭蓋骨の動き
ーそれぞれの縫合の動きやすさ
ー左右の違い
全体としての呼吸の状態
ー振幅の大きさ
ー振幅のタイミング
ー力強さ
ー左右の違い
詳細に頭蓋骨の状態を把握したうえで、やさしい力で動かしていきます。
触れているだけに感じることもあります。
とても気持ちよく感じることもあります。
良い状態になると頭は軽くなり、視界がクリアになることもあります。
あたまの呼吸を整え、脳脊髄液の流れを改善することはカラダの治癒力を高めることにつながります。
【ふたば整体院の施術コンセプト】
「治す」ではなく、「治せるカラダ」へ
これからもすべての人に「治せるカラダ」を手に入れてもらえるように、あたまの呼吸を整えていきます!
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